【山県市】コラージュセラピーとは?子どもの心を“見える化”する新しい子育てアプローチ

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子育て中、親として悩むことは無数にあります。言いたいことをうまく伝えられない子、反抗期、思春期、思い通りにならない日常……。そうした中で、「言葉では整理できないモヤモヤ」が心の中にたまっていくことも少なくありません。そんな悩みを抱える親にとって、「言葉ではない表現」を味方につけることができたら、悩みを解決する糸口になるかもしれません。今回は、水谷式コラージュセラピーのご紹介と、創始者の水谷早苗さんにお話を聞きました。

目次

『コラージュセラピー』とは

『コラージュセラピー』は、「あなたの心にバラの花を咲かせよう」をテーマとしたメンタルケア専門塾『ミニバラ研究所』所長の水谷早苗さんが考案したアートセラピーの一種です。コラージュ(collage)とは、絵や写真、文字などを切り抜いて貼り付けて一つの作品をつくる手法です。それを心理的なアプローチとして使うのがコラージュセラピーで、視覚的・非言語的な素材を用いることで、言葉にできない内面の思いを“見える化”することで、気持ちの整理や自己理解を促進することができます。

コラージュセラピーの流れ

手順はとてもシンプルで、雑誌や写真、折り紙、広告チラシなどたくさんの身近な素材から、好きなように切ったりちぎったりし、心の赴くまま画用紙へ貼っていきます。完成したコラージュ作品を基に、セラピストと60分程度の対話を行います。作品に込められた心のメッセージや潜在的な想いを丁寧に読み解いていき、自分でも気づかなかった本音や願い、ストレス、課題などを“見える化”します。

コラージュセラピーの魅力や効果

潜在意識の気づき

作品に表れる意外なモチーフや配置から、心の奥にある無意識的な想いを知るきっかけになります。親子でやれば、語彙力が乏しい幼児や、葛藤を抱える思春期の世代の内面を知ることができます。

気持ちが整理される

頭の中でぐるぐるしている悩みや不安・モヤモヤを見える化することで、自分の気持ちを一歩引いて眺めることができ、気持ちを整理することに繋がります。

脳のリラックス

ハサミを動かし、のりで貼り、紙の手触りを感じる。このシンプルな作業が、思っている以上の癒しの力があります。無心でコラージュに没頭することでストレスホルモンの分泌が抑えられ、自然と脳をリラックスさせる時間になります。

潜在能力を引き出す

完成した作品を読み解いていく中で、「こんな発想が自分にあったんだ」「私ってこういう色が好きだったんだ」など、眠っていた創造力や潜在能力が顔を出すことがあります。子どもにとっては“自分を信じる力”を持つきっかけに、大人にとっては“本来の自分を取り戻す”ことにも繋がります。

水谷早苗さんにインタビュー!

コラージュセラピーの創始者・水谷早苗さんに、コラージュセラピー誕生についてや活動への思いを伺いました。

― コラージュセラピーを始められてどれくらいになるんですか?

水谷さん(以下水谷) 45年になりますね。

― 最初はどんなことから始まったんですか?

水谷 私もともと教員だったんですけど、この地域に英語塾がなかったから、近所のお母さんから娘さんに英語を教えて欲しいって言われたんです。当時は夫の会社で働いていて他でお金をもらうことができなかったので、ボランティアとして始めたんです。2人から始めたのがあっという間に50人以上になりました。お金は要らないって始めたんですけど、どうしても気を遣われるから教材費だけいただいてたんです。そのお金が残ることがあったら、ボーリング大会やスイカ割り大会のお楽しみ会とかやったりして。そんな活動を16年くらいやっていました。

― ボランティアでそんなにやられてたんですね。

水谷 ボランティアなので英語塾ではなく英語クラブって形でやってたんですよ。そのうちに「他の教科も教えて欲しい」って言われて5教科教えるようになりました。子ども達が成長するにつれて高校受験や大学受験にも対応したり、小論文の書き方まで教えたりと頼まれたことをやってきました。その後、「うちの子が学校に行けなくなった」などの悩み相談も増えてきたんです。独学で心理学も勉強していたので、その内容を踏まえてお悩み相談にも対応していたら口コミでどんどん広がっていって県外からみえる方が出てきたりして。

― みなさんのお悩みが解決されていったんですね。

水谷 そう。私が言ったことに対して素直に信じてやってくださったら、結局学校行けなかった子が行けるようになったりとか、自殺未遂繰り返してた子が今では結婚して子供が生まれたりとか。当時はお悩み相談もボランティアでやっていたんですけど、ちょうどその頃にオウム真理教の事件が起きた時期で、県外ナンバーの車が止まってたりするから怪しい宗教じゃないかって怪しまれることもあったんです。

― あー、その頃だったんですね。

水谷 噂に尾びれ背びれがついて広まって、伯母が私の母に「早苗ちゃんが屋根から突き出るくらいの観音様建てたって話が入った」って連絡してきたそうなんです(笑)。母が心配して私に電話してきて「何やってるの?」と。私の夫が会社の社長だったので「迷惑を掛けたらいけない。その活動をすぐやめなさい」と言われたんですけど、何もやましいことはしてないのになんでそんな風に言われるんだろうと思ったら、「無料でやっているからかもしれない」って気づいたんですよ。

― なるほど。

水谷 でも当時は、摂食障害や統合失調症、パニック障害とか、お医者さんでも治療が難しい人が口コミで訪れるようになったのです。いよいよ責任重大だから専門的に勉強しないとダメだと思ったし、事業にすることも考えていかないとと思ったんです。45歳の時でした。主人に相談したんですが、主人は会社経営してるから「定年の60歳まで待ってくれ」と言いました。60歳から新しい勉強を始めるのは大変そうだなとその時は諦めたんですが、その2年後に、主人のお父さんと話す機会があって、一連の流れを伝えたらすぐに主人を説得してくれたんです。

― 応援してくださったんですね。

水谷 今では当たり前になったカウンセリングとかセラピーって言葉もまだ当時の日本では知られていない言葉でしたから、「今は仕事としては成り立たないけど、いずれあなたの存在が助けになる時代が訪れるでしょう。だから本物になりさい」って言ってくださったんです。そこから自由にさせてもらえるようになって、本格的に学校に通って心理学の勉強をし始めました。

― どこかに通学されたんですか?

水谷 ちょうど三男が東京の大学に通っていて、話をしたら「春休みや夏休みに集中講座があるから応募してみたら」って教えてくれたんです。教員向けの心理学講座で、論文を提出して通れば受けられる講座だったんです。そこから本格的な勉強を始めました。

― 東京まで行かれてたんですね!コラージュに辿り着いたのは何か経緯があったんですか?

水谷 カウンセリングしてもなかなか本心って見えないんですよ。時間がもったいないって思ったんです。例えば、三重県からみえたご夫婦でしたが、当時民間相談所として雑誌や新聞で取り上げていただくことがあって、それを見てうちに来られたんです。でも、向こうは私が何者かわからない。私も相手のことがわからない。そうすると、本題に入るのに時間がかかるんですよ。午前10時にみえて、本題に入れたのが午後3時頃だったんです。その間お昼ご飯出して1日お付き合いして、やっと3時頃から「息子が引きこもりで…」っていうふうに話し始められました。

― それは時間かかりますね…。

水谷 もっと早く言ってもらえればいいんですけどなかなか難しいですよね。心って見えないじゃないですか。だから、何か心が見える方法ないかなと思って手探りしてたんですよ。当時はずっと「どうしたらいいんだろう?」って常に探していて、そしたら大学の講座の中で『コラージュ療法』に出会ったんです。「これだ!」と思って、コラージュ療法の専門家の大学教授の講義を、毎回30分前に教室に入って一番前の真ん中に座って受けてたんです。そうすると、教授が顔と名前を覚えてくださるようになったりして。

― 熱心に受けられてたんですね。

水谷 「コラージュ療法」は切り貼りする作業を通して、言葉で表現するのが難しい自分の内面や感情を作品として表現し、自己理解を深めたり、癒しやストレス解消を目的とするものなんですけど、作業をして終わりなんです。私はそこから色彩心理学などを組み合わせて、出来上がったコラージュ作品から、その作者の心がどういう状態かを読み解いていく仕組みを考えて、それを基に「あなたの心は今こういう状態です」ってコメントする流れまでを『コラージュセラピー』として作ったんです。オリジナルに構築したセラピーなので特許も取りました。

― 特許まで取られたんですね!

水谷 口コミがどんどん広がって、会社の経営者、弁護士、医師をされている男性も来てくださるようになりました。長野県の会社を経営されている男性からは「僕は救われたから、これを広めて1県に1人でいいからカウンセラーを育ててくれ」って言われたんですよ。そこから全国で講演会やセミナーの話も増えていって、たくさんの方が応援してくださるようになりました。お医者さんには「西洋医学を勉強して生死に向き合ってきたけど、医学だけでは解決できない問題がある。それを解決できる」と言って応援してくださる方もみえましたね。

― たくさんの方が応援してくださったんですね。本も出版されてますよね。

水谷 コラージュセラピーを学んでくださる人はたくさん増えたんですけど、それまでは受講生の為のテキストで教えていたのです。「誰でも読める本が欲しい」という要望があって、Amazonから「コラージュセラピーMIZ入門」を出版しました。これまで海外でセミナーを開く機会もあって、「世界にも広げて欲しい」と言われていたので、いろんな方の協力を得てー昨年英訳版も出版することができました。

― なかなかできないことですよね。すごいです。では、今後の展望などはありますか?

水谷 コラージュセラピーを始めた頃に自分の目標を50年計画で50個立てたんですよ。今45年目で、それを既に達成していたことに気づいたんです。今後はみんなの夢の応援団になりたいと思っているんです。だから次の夢は私と関わった人が成功することです。みんなを応援するために行動していこうと考えています。

― 素敵ですね。では最後に自由にメッセージをどうぞ。

水谷 YouTubeやSNSを毎日配信しているので見てもらえると嬉しいです。

― 毎日ですか!

水谷 2007年から始めて19年目。外国にいようがどこにいようが毎日投稿してます。自分でも感心しますよ(笑)。目標は後5年でYouTubeチャンネル登録者数1,000人!配信本数は1,000本!だからチャンネル登録もよろしくお願いします!あなたの笑顔の花&個性の花を咲かせましょう!🌹

― ありがとうございました!

水谷早苗さん

名古屋の小学校に教諭として勤務。

退職後、子育てをしながらボランティアで自由塾を20年以上運営。1996年よりメンタルケアを目的とした民間相談所及びコラージュセラピー研究所「ミニバラ研究所」を設立。岐阜県を主に保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学、市役所、 文化センター、企業など、現在まで600回以上の講演を行う。

コラージュセラピーを体験してみた!

山県市の『ミニバラ研究所』でコラージュセラピーを体験してきました!

ミニバラ研究所の内部。世界各地の調度品が並んでいてカラフルなインテリアにワクワクしますね。

海外を旅した時に、前世はシャーマンや牧師だったと言われた水谷さん。ご利益がありそうなものもたくさん置かれています。ボランティアでミュージカル劇団の『とんちんかん劇団』もやられているとのことで楽器もありました。著作も並んでます。

少しお茶しながらお話しした後セッション開始。まずは水谷さんを紹介してくれたMちゃんのセッション。今回Mちゃんが体験したのは、水谷さんが最近考案された『アメイジングセッション』です。可愛らしい石とコインを使ったコラージュです。

作品を基に、深層心理のコメントが始まります。「石がこう積まれているから、今あなたの心はこういう状態」など、色やモチーフ、配置の仕方に深層心理が表れるそうです。私のコラージュの様子は撮り忘れたので作品だけ。

私のコラージュセラピーでは、「自分の考えがまとまっていないみたいだから、もう少し目標を明確にしていきましょう」などの結果が…。確かにそうかもしれない!具体的にこうしていけばいいなどのアドバイスもいただけました。不思議な空間で、水谷先生のお人柄も明るく暖かくて、自分の内面にも向き合える興味深い体験ができました!

『ミニバラ研究所』アクセス

所在地:山県市中洞377番地

アクセス

  • 東海環状自動車道「岐阜三輪PA」出口から車で約9分
  • 岐阜バス関板取線「樫瀬」停留所から徒歩約3分

営業時間:10:00~17:00(要予約)

定休日:不定休

駐車場:無料

電話番号:090-2920-1732

ホームページhttps://sites.google.com/view/kittonton/

SNS公式LINEInstagram、YouTube、FacebookTikTok

ブログhttps://ameblo.jp/kittonton/

まとめ

水谷さんは本当に明るく朗らかな方で、お会いするだけでポジティブなエネルギーをもらえる方でした。お話したことの中で印象に残っているのが、「人が明るく楽しい気持ちになってもらうために、明るい色を着る方がいいのよ」ということでした。現代では「おしゃれは自分のためのもの」という風潮が強くなってきましたが、本来身だしなみも、人に嫌な気持ちにさせないようにするものだったなと思い出し、改めてそういう気持ちを大切にしていきたいなと思いました。興味を持たれた方は、ぜひYouTubeやSNSを覗いてみてくださいね。

子育ては子どもを育てるだけでなく、自分自身を育てる旅でもあります。時にはぐらつき、迷い、答えを見失うこともあります。そのとき、水谷式コラージュセラピーは、親自身の内面を丁寧に見つめ直し、子どもとともに心を耕す道具になり得ます。悩みを抱えたときは、ミニバラ研究所を訪ねてみてくださいね。また、悩みを抱えてない人もコラージュセラピーMIZを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

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